ニッポニア

Nipponia / 常陸野ネストビール

生産地: 日本

生産者: 常陸野ネストビール

詳細

茨城県産の金子ゴールデン麦芽、酒米の最高峰である山田錦、ソラチエースホップに加え国産ホップを用いたオールジャパンのNIPPONIA。 麦芽の深いコクと米の芳醇な旨味、ホップの爽やかな柑橘の味わいが特徴です。 スタイル:インディアペールラガー 苦味(IBU):20 飲みごろ温度:6~9℃ ※宅配便の送料計算では、2本1組でボトル1本換算となります。金子ゴールデンとは 幕末にオランダより伝わったビールは、明治期になり日本で醸造されるようになりました。しかし、材料のビール麦は、全て外国から持ち込まれたものでした。そこで明治33年(1900年)北豊島郡中新井村(現在の練馬区豊玉)の金子丑五郎は、六条大麦「四国」と米国ビール麦「ゴールデンメロン」の交雑でできた雑種のなかから、「金子ゴールデン」を育成しました。早生で草丈が低いため倒れにくく、少ない肥料でもよく育つため、関東一円に栽培が広がりました。やがて、この品種を親にエビス一号、ニューゴールデン、アズマゴールデン等の更なる品種が育成され、昭和30年代で「金子ゴールデン」の栽培は終了しました。そして現在、木内酒造合資会社とB☆NAS(那珂農業後継者クラブ)は、那珂市内の耕作放棄地にこの種を植え、復活を成功させました。 茨城県のビール麦栽培 昭和43年当時のビール麦の生産高によると茨城県は全国で一位の産地であり、全生産高の25.2%を占めていました。そこで栽培されていたのが金子ゴールデンです。しかし、この麦は、タンパク質が多く、ビールの大量生産に不向きで、品種改良による新品種の登場で絶滅してしまいました。 木内酒造の製麦への取り組み 木内酒造では、平成20年度いばらき産業大県創造基金に「絶滅した最古のビール麦金子ゴールデンを使ったビールの復元」を申請しその補助を利用して古典的な製麦の研究を行いました。これはフロアーモルティングと呼ばれ、温度、湿度をコントロールした部屋の中で、自然に麦芽を発芽させる手法です。木内酒造では、この伝統的な製麦方法を行ってこの金子ゴールデンの麦を、麦芽に加工しました。 ソラチエース ホップの使用 ビールの苦味、香付けをするホップには、ソラチエースを用います。このホップは、北海道で育種された日本オリジナルの品種です。このソラチエースは、今日本では作付けされていません。しかし、その一部がアメリカ合衆国のワシントン州で保存栽培されていました。ニッポニアは、この日本で開発されて、アメリカ合衆国内で保存されていたホップを使用します。 |出典: 津田SAKE店

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