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ここのところ一気に気温が下がり、紅葉シーズンがやってきました!旅行に行きやすくなった今年は、紅葉を楽しみに観光地へ出かける方も多いのではないでしょうか。
赤色や黄色に色づく雄大な山々の風景は溜息ものですし、夜に浮かびあがる赤い紅葉の木を間近で眺めるのも幻想的。
素敵な景色と美味しいワインで、四季があることのありがたさなんかも感じながら、心癒されるひと時を過ごしてみませんか?
紅葉を見ながら楽しみたいおすすめのワインを教えてください!

紅葉しているかのような美しい色の1本/ 葡萄畑ココスさん


『ベッカー カルクメルゲル グラウアーブルグンダー 』を紹介いただきました。ベッカーと言えば、ドイツを代表するピノ・ノワールの造り手ですが、こちらのワインはベッカーがつくる変化球のような1本。ロゼワインのようでそうではない、ピノ・グリを使ったワインです。
白ブドウ品種のピノ・グリは熟すとピンク色になるそうで、こちらは熟したピノ・グリを発酵前に長時間低温浸漬したもの。そうすることで、このような美しい色味のワインになるそうです。果皮と一緒に発酵するオレンジワインとはまた違った醸造方法でつくられています。
果皮由来のオレンジの皮ような風味とピリッとした口当たり、そしてじわっと広がる旨味が魅力の1本。
紅葉をバックに、このワインが入ったグラスを傾けてみたいですね。

エチケットから紅葉をイメージしたこちら/ 石関華子さん


燃えるような赤を纏った木が描かれたこちらのワイン。チリワインのパイオニアと呼ばれるウンドラーガが手掛けた1本です。
ウンドラーガはマイポ・ヴァレーの中心地にあるチリ最古のワイナリーのひとつ。ベルギー国王夫妻をはじめ多くのセレブリティがワイナリーを訪れた記録がある名門ワイナリーで、今では世界70ヵ国以上でウンドラーガのワインを楽しむことができます。
こちらのワインは、果実のボリューム感に樽のニュアンスがアクセントになった力強いワイン。「"SAKURA" Japan Women's Wine Awards 2020」で ゴールドを受賞しています。
凝縮感が魅力のワインなので、忙しない観光地で楽しむというより、近所の公園でゆったり紅葉を楽しみながら楽しみたい、そんな1本ではないでしょうか。

なぜか飲みたくなるネッビオーロ/ 有賀の末っ子さん


有賀の末っ子さんが紅葉の山を見ると飲みたくなるというネッビオーロ。イタリアで最も高貴なブドウ品種と言われ、偉大なバローロやバルバレスコがつくられる品種です。
今回ご紹介いただいたのは、北イタリアのピエモンテ州北部のDOCGワイン、ガッティナーラの1本。最低でも90%のネッビオーロが使用されることが義務付けられたワインです。
生産者のネルヴィはガッティナーラ最古であり、ガッティナーラを代表する造り手。
こちらはネッビオーロ100%のワインで、フレッシュでタンニンのバランスが良く、ブルゴーニュのピノ・ノワールのようなエレガントなスタイルなのだそう。
紅葉の美しい景色と、上品なアロマと味わいを持つワインにうっとりしてみたいですね。

オレンジ色をした見た目も素敵な1本から、のんびりと紅葉をみながら凝縮感を味わいたいワイン、そして上品なアロマと味わいに美しい風景を重ねてうっとり楽しみたい1本まで、飲んでみたいワインがラインナップされました。
木々が美しく色づくのはほんのわずかな期間。そんな儚さもまた、紅葉を見たくなる魅力の一つではないでしょうか。特に遠出をする予定がない方も、お気に入りのワインを持ってフラッと公園を訪れてみてもいいかもしれません。回答者のみなさま、ありがとうございました!

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