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入社時よりお世話になった会社の先輩が定年退職されます。今までの感謝と、第二の人生に向かう先輩を応援する気持ちを込めて、ワインをプレゼントしたいと思っています。
先輩の人生の大きな節目となる時なので、とびっきりの1本を贈りたい。みなさんのおすすめを教えてもらえると嬉しいです！

帆を下す船に「おつかれさま」の意味を込めて/ 石関華子さん


ご紹介いただいたのは、帆を下ろす船がエチケットになっているボルドーワイン『シャトー・ベイシュヴェル』。中世のころ、河を渡る船乗りたちが、この地の領主であったフランス海軍提督に敬意を表すため「ベッセ・ヴワール（帆を下げよ）」と叫んだことが、シャトー名の由来になっているそうですが、エチケットもこのストーリーが元になっているのでしょう。
石関華子さんはこのエチケットの船に「おつかれさまでした」という意味を込められたそうですが、退職される方への敬意を表すという意味でもピッタリな1本ではないでしょうか。
シャトー・ベイシュヴェルはメドック格付け二級に匹敵する品質だと言われるシャトー。こちらのワインは、エレガントで親しみやすい味わいが魅力で、ボルドーワインでありながら飲み時を選ばずに美味しく楽しめるのが特徴です。
このワインと一緒に、ゆったりとした時間を過ごしていただけたら嬉しいですね。

はなむけの言葉をカレラに託して/ 葡萄畑ココスさん


カリフォルニアのロマネコンティと呼ばれ、不動の人気を誇るカレラ。このカレラを一代で築き上げたジョシュ・ジェンセン氏の勇退の際のストーリーをピックアップしてくれました。
2016年、愛するワイナリーを、ダックホーン・ワイン・カンパニーに売却したジョシュ・ジェンセン氏。有能なワインメーカーであるマイク・ウォーラー氏をはじめとした醸造チームをそのまま採用することを条件としたため、カレラの味わいはしっかりと守られているそうです。
「今後もあなたが造り上げたものを守り続けます」
そんな残された者からのメッセージが、この1本から伝わってくれると素敵ですね。

込められたストーリーも、そして風格も、大切な人の節目にピッタリなワインでした。
時間も気持ちも開放された後、みなさんはどんなことをして過ごしたいですか？Twitterで聞いてみたところ、77%の方が長期旅行だと回答されました。
旅先で過ごす時間を、これらのワインと共に楽しんでもらえたら素敵ですね。回答者のみなさま、ありがとうございました！


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