仙禽

センキン / せんきん

生産地: 栃木

生産者: せんきん

詳細

《満を持して登場!仙禽の柱「ナチュール」のスパークリング!》まだ「オーガニック・ナチュール」ににごりも貴醸酒もなかった頃の話です。蔵から今後のナチュールの展開についてのお知らせが届き、そこでにごりや貴醸酒も展開していくことを知りました。そしてその展開していく予定の中には「スパークリング」もありました。その後まもなくして、にごり、貴醸酒が発売されましたが、待てど暮らせどスパークリングの案内が来ることはありませんでした。スパークリングが発売されないまま、次のにごりや貴醸酒が発売されたので、スパークリングはきっと予定にはあったけど取りやめになったのだと思っていました。そして結局スパークリングの案内が来ることなく約3年が経過。存在を忘れかけていた時、遂にスパークリングの案内が来たのです!!その案内を読んで驚きました。この3年間試行錯誤を繰り返してきたというならまだ想定の範囲内。実際は、最初のお知らせをする以前から試行錯誤を繰り返していたようで、ベストなガス圧を生み出し、納得のいく酸味と甘味のバランスにこだわった結果、当商品が商品化するまでに費やした歳月はなんと6年!蔵としても念願の「ナチュール スパークリング」の発売であった事が窺えます。そんな蔵の念願のお酒、早速頂きたいと思います。まず開栓に気を付けてください。私の場合、冷蔵庫でしっかりと冷やしていたにも関わらず、スクリューキャップをパキッと開けた途端、お酒の上面が勢いよく競り上がってきました。急いでキャップを閉めて事なきを得たのですが、思っていた以上に元気の良いお酒のようです。その後はゆっくりと開けて閉めてを繰り返して無事に開栓成功。お酒を注ぐ前から存在をアピールするように、瓶の中でシュワシュワと音を奏でているのが印象的でした。このスパークリングの炭酸は、炭酸ガスを注入しているのではなく「瓶内二次醗酵」に由来するものです。「瓶内二次醗酵」とは発酵途中にもろみを搾ってお酒を瓶詰めし、発酵の続きを瓶の中で行わせるという手法。発酵によって瓶の中で炭酸ガスが発生し、ガス圧の高いお酒が出来上がるのですが、当商品のガス圧の高さは思っている以上でした。口に含むと口の中は泡ブクと爽やかに甘酸っぱいお酒に満たされます。蔵がこだわった酸味と甘味は見事に融合してまるで新鮮ないちごを食しているような気持ちになりました。ただ甘酸っぱいだけでは終わらず、飲み込んだ後はドライな味わいに変化します。喉越しもよく後味も良いので、何杯でもお代わりをしたくなりました♪せんきんが長年の試行錯誤の末に造り上げたナチュールスパークリング!是非ご賞味ください!《「仙禽」の超自然派生もと!その名も「オーガニック・ナチュール」》薄井専務は「ナチュール」について次のように話されています。酵母に頼った酒造りが蔓延する昨今、似たような酒質、模倣的な酒質が良いものとされることに疑問を抱いてきました。日本酒の未来は生もとが担っているというスローガンのもと、当蔵ではこのナチュールこそが、唯一無二の蔵の個性を反映させるものだと確信しています生もと、山廃を止めて生もと?これだけでは何が何だか分かりません。ナチュールは普通の生もとではありません。完全無添加の超自然派生もとです!酒母を仕込む際に乳酸を添加しないのが生もと造りですが、更に酵母も添加せず、蔵付き酵母で仕込まれるのが超自然派生もと。「ナチュール」のコンセプトはこれだけではありません。目指したのは古式生もと。精米機が無く、米を磨く技術が無かった頃に使用されていた米は現在の精米歩合で言うと約90%以上。分かりやすく例えると、普段私たちが食べている白米とほぼ同じです。しかも使用されていたのは酒造好適米では無く古代米。精米技術が発達していない為、米粒が大きい上に酒造好適米のように溶けない。こうなると米を擂り潰す(すりつぶす)しかありません。これが生もと造りの工程の1つ、もと擂りです。(ちなみに、もと擂りは別名が山卸しで、酒母造りの工程の中でこの山卸しの作業を廃止したのが山廃造りです。)「仙禽」ではこれらをオーガニック化した亀ノ尾で再現。麹米・掛米共に精米歩合は90%以上の米で仕込まれた酒母は出来上がるまでに約40日以上も掛かったそうです。40日以上と言ってもピンと来ない方もいらっしゃると思います。現在主流の乳酸、酵母を添加する速醸の酒母が出来上がるまでに約15日掛かりますので、それと比べますと約3倍。3倍です!!かなり手間隙が掛かっていることがお分かり頂けるのではないでしょうか。しかも、タンクではありません。木桶です。昔はタンクなんてありませんでしたから。これでもか!という程昔の酒造りを忠実に再現されたのが「ナチュール」です。《ナチュールはオーガニック米を使用!》※以前に蔵から届いた案内から引用します。原料米の亀ノ尾をオーガニック化し、よりナチュラルさを追求しました。本来、すべての農産物はオーガニックでした。そうでない農法が取り入れられたことにより、オーガニックが特別な物になってしまいました。オーガニックを特別な物にしないように、私たちは古代米である亀ノ尾を、出来る限りオーガニック化していく計画を立てています。それが完全無添加の超自然派「生もと」に結びつく物と考えているからです。  |出典: 佐野屋〜日本酒・ワイン通販専門店

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