ワイン好きが集まる会に持参したい1本は? 【Today's Choice257】
ワイン会を開く予定です。ワインはそれぞれが持ち寄るのですが、せっかくなので、みんなをあっと言わせるとびきりの1本を持っていきたい。予算5,000円程度でおすすめはありますか?
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ワイン好き仲間とワインを持ち寄って集まる予定です。5,000円の予算の中で、みんなをアッと驚かせる1本を持っていきたいのですがどんなワインがいいでしょうか?
ワイン好きな友達に紹介したい、イチオシの1本を教えてください!
フィアーノで5千円、しかもNZ!?という意外性/ 葡萄畑ココスさん
《ワイン会であっと言わせる1本》
— ワイン専門店@葡萄畑ココス (@cocoswine) November 14, 2022
ワイン通を驚かせるには正統派なものだとちょっと5000円は予算不足。なので広い知見をもって意外性のあるワインをチョイスすべし。
フィアーノの5000円ってカンパーニャ州にすらたくさんはないのに、NZに高品質なものがあるなんて!https://t.co/ICtJ5qNesm https://t.co/yZu03TNvRB pic.twitter.com/V0DTboHQyw
意外性のある1本を。ということで、イタリアカンパーニャ州の地ブドウ「フィアーノ」のワインを紹介いただきました。フィアーノは南イタリアで最も古くから栽培されている品種のひとつですが、生産性の低さから一時は絶滅危惧種にもなった品種です。近年では固有品種を復活させる取り組みもあり、再び注目が集まるようになったのだそう。そんなフィアーノ100%のワインが造られているのは、なんとニュージーランド!
フィアーノは本場イタリアでも稀少価値の高いワインのため、5,000円で楽しめるものはそれほど多くはないそうですが、それなのに、高品質なフィアーノがニュージーランドでつくらているというのですから、ワインの知識がある方にとってはその意外性に驚くはず。
白桃のような甘いアロマにうっとりしたいですね。ぜひ覚えておきたい1本です!
今までに誰ともかぶったことがない中国ワイン/ カカシさん
まさしく同じシチュエーションのワイン会に持参して好評だったのがこちらhttps://t.co/AXt6YmAd9t
— カカシ@F1&ワインニキ🏎🍷 (@kakashi_tdn) November 14, 2022
「東洋のナパヴァレー」中国・寧夏のワイナリー謹製赤ワイン
ブドウは蛇龍珠(シャーロンジュウ)という中国固有品種
ワイン好きの間でも未だに被ったことのないオンリーワンのワイン🍷🇨🇳 https://t.co/wNxEFV7W00
なんとも珍しい中国固有種を使った赤ワインを紹介してくれました。「蛇龍珠(シャーロンジュウ)」というあまり日本では聞き馴染みがない品種ですが、中国を代表する品種なのだそう。こちらのワインにはエチケットに「賀」という文字が描かれており、香港をはじめとした先進都市では、旧正月を祝う縁起がいい贈りものとして親しまれているそうです。
麻婆豆腐など山椒を効かせたお料理とよく合うそうですよ。
どんな味わいなのか想像がつかない分、ワイン好きな人たちの好奇心をくすぐる1本ではないでしょうか。
初心者から上級者まで幅広い人に好まれる1本/ 石関華子さん
『スミス&フック カベルネソーヴィニョン セントラルコースト』でしょうか❓
— 石関華子 (@HanakoISZK_Wine) November 14, 2022
プラムやカカオのような力強いアロマに、しっかりとした骨格と凝縮した果実味ど、わかりやすいおいしさが魅力🍷ワインの初心者~上級者が集まるワイン会で重宝しそうです✨https://t.co/fdvsbi6gs3#ワインで一問一答 https://t.co/9Sy7PraaE5
ご紹介いただいたのは、カリフォルニア、サンタ ルシア ハイランズのリーディングワイナリーとして知られるハーン ファミリー ワインズの1本。彼らがサンタ ルシア ハイランズでブドウ栽培をスタートして初めてリリースしたワインがこの『スミス&フック・カベルネ・ソーヴィニョン セントラル・コース』です。ファーストヴィンテージから高い評価を得ており、ロバート・パーカー氏が94点の高得点を付け、『ワイン・エンスージアスト』で6年連続で90点以上を獲得しています。
石関華子さんのコメントに「わかりやすい美味しさが魅力」とあったように、幅広い人を魅了する凝縮感のある濃厚な味わいなので、好みがしっかりと分かれるワイン好きの中でも楽しんでもらえそうな1本ではないでしょうか。
ピノ・ブラン100%の村名ブラン/ 有賀の末っ子さん
実際に持ってきていただいてびっくりしたのは
— 有賀の末っ子 (@suekkoarigajozo) November 15, 2022
「ドメーヌ フジュレイ・ド・ボークレール」の「マルサネ・ブラン」!
なんとこれ、シャルドネではなくピノ・ブラン100%の白なのです。村名の白でもピノ・ブランは中々珍しい
2014でしたがアプリコットや黄色い桃の甘い香りが際立つとても素晴らしい一本! https://t.co/nhe3SYcNir
有賀の末っ子さんからのおすすめはブルゴーニュのコート・ド・ニュイの最北に位置するマルサネの白ワイン。マルサネは価格が高騰するブルゴーニュの中でも比較的手頃な価格で高品質なワインが楽しめることからワイン愛好家の中で注目されている産地です。マルサネの白ワインは圧倒的にシャルドネでつくられることが多い中、こちらはなんとピノ・ブラン100%の珍しい1本。
アプリコットや黄色い桃の甘いアロマを、ゆっくりと楽しんでみたいですね。
ワイン好きが注目するマルサネ産地というところも、喜ばれるポイントかもしれません!
意外性のあるワインや、幅広い人の心を掴みそうな味わいのものなど、興味深いワインばかりでした。なかでも、中国の蛇龍珠(シャーロンジュウ)を使ったワインはどんな香りと味わいなのかとても興味が湧きました。みなさんはいかがでしたか?
今回ご紹介いただいたワインは、ワイン会ならずとも、ワインに詳しい方へのプレゼントとしても喜ばれそうなので、ぜひ覚えておきたいですね。
回答者のみなさま、ありがとうございました!
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