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11月も終わり、師走に突入!1年がいよいよ終わりを迎えようとしています。ここ数日は真冬の寒さになり、冬の訪れをしみじみと感じますね。
冬に一歩踏み出した11月。皆さんはどんなワインを楽しみましたか?
11月の月間MVPワインを教えてください!

ハマグリの握りと相性が最高すぎた!/ カカシさん


ご紹介いただいたのはスロバキアのリースリング。生産者のエレスコは2009年に設立された若いワイナリーで、目覚ましい進化で世界の評価を上げている注目の生産者です。最新技術を駆使しながら、ブドウ栽培には月・太陽・星やその重力の影響をも意識したバイオダイナミクス農法を取り入れています。また、レストランや美術館、宿泊施設などがあるワインパークを展開しており、その規模は中央ヨーロッパ最大。観光客にとても人気があるそうです。
そんな彼らがつくる辛口リースリング。開栓直後は控えめで、時間とともに香りも味わいも開花してくる面白さがあるよう。和食との相性がとても良いそうなので、注目しておきたいですね。

ブルゴーニュで成功した日本人醸造家のクレマン/ 石関華子さん


石関華子さんはブルゴーニュのスパークリングワインを紹介してくれました。生産者は日本人醸造家、仲田晃司氏が設立したネゴシアン「ルー・デュモン」。ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエが彼のワインを絶賛したことが有名ですが、その絶賛されたワインというのがこちらのクレマンです。
コート・ド・ボーヌとオート・コート・ド・ボーヌ産のシャルドネを100%使用し、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で12か月間熟成させています。
エレガントを感じる中に、奥行と深みがある魅力的な1本。「日本人であること」をワインに表現しているというルー・デュモンの味わいを一度は体験しておきたいですね。

ペットボトル入りのボジョレー・ヌーヴォ/ 葡萄畑ココスさん


毎月多くのワインを飲まれている葡萄畑ココスさん。なんと、MVPワインは意外にもペットボトル入りのボジョレー・ヌーヴォでした。「来年も買う」と宣言されたこちらのワインは『ジャン フルール ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー 』。ボジョレー地区No.1の生産者協同組合「シーニュ・ヴィニュロン」が手掛けるものです。
果実味に厚みがあってバランスも良い、ということですが、ボジョレー・ヌーヴォが軒並み高騰していた中、容量は少し少ないものの、1,000円台で手に入るのは嬉しいですね。
ペットボトルなので長期保存は難しいですが、2か月ほどで消費してしまう分には問題ないそうですよ。
来年も注目しておきたい1本です!

口に含んだ瞬間、言葉を失うほどのワインでした/ 銀座ワイナックスさん


ドイツ最小の特級畑「ゲールカンマー」。この畑の完熟または貴腐葡萄になったピノ・ノワールを使った少甘口ワイン。なんと、1988年ヴィンテージのものだそうです。
生産者のJ.J.アデノイア―は、赤ワインの銘醸地アール地方で300年以上続く家族経営のワイナリー。『アイヒェルマン2020』 4つ星、『ゴーミヨ2020』4房、『ヴィヌム2020』 4つ星を獲得する名門です。農薬を極限まで減らし、手摘みによって収穫された高品質なブドウで、ピュアでエレガントなピノ・ノワールを生み出しています。
希少な畑の選ばれたブドウのみを使ったワイン。しかも30年熟成されたものとなると、とても特別な1本であることが伝わってきますね。言葉を失うほどの感動を味わってみたいです。

気軽に楽しめるボジョレーもあり、そして一生に一度は飲んでみたいと思えるワインもあり、ワインの知識を広げてくれる素敵なラインナップでしたね。みなさんからの回答はとても参考になります。
12月は帰省して家族とお酒を楽しむ方もいるでしょうし、忘年会などでワインを楽しむことがあるかもしれません。どんなワインに出会えるかワクワクしますね。
それでは、回答いただきましたみなさま、今回も素敵なワインをご紹介いただきありがとうございました!

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