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最近では簡単に材料や道具が揃うぬか床セットが販売されていたり、糠をかき回す手間を最小限にした便利キットがあったりと、自宅でもぬか漬けが作りやすくなりました!以前よりもぬか漬けを食べる機会が増えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?だとすると、ぬか漬けをおつまみにワインが楽しめたら楽しいですよね。ということで、ぬか漬けに合うおすすめワインを教えてください!

キレッキレのオフドライな1本を/ 橋本 英和さん


酸味があって、甘味を感じないもの…ということで『三養醸造 デラウエアペティアン』をおすすめいただきました!無濾過の発泡性ワインで、夏みかんのような強い酸が特徴の1本です。三養醸造は昭和初期から日本産のブドウだけを使ったワインづくりをしてきたワイナリーで、橋本 英和さんのコメントで登場した山田啓二氏は三養醸造の4代目となる社長さんです。除草剤を使わずに育てたブドウを使っている点や酸化防止剤を使っていないところも魅力的ですね。

お漬物と合わせた結果はコレ/ 葡萄畑ココスさん


以前、漬物に合わせたことがあるご経験から、マディラの『ヴェルデーリヨ』を紹介してくれました。ポルトガルのポート、スペインのシェリーと並んで世界三大酒精強化ワインの一つとされるマデイラワインは、とても長い期間保存ができるワインです。数百年前のものが現存するほどだそう!葡萄畑ココスさんが10年ものぐらいでOKとコメントしてくれた『ヴェルデーリヨ』は、アプリコットのような果実香とバニラのような風味が楽しめる1本です。ペアリングはもちろんですが、マデイラワインがどんな味わいなのかも気になりますね。

自然派ワインの出番かと/ 有賀の末っ子さん


試したことはないけれど、恐らく…とご紹介いただいたのは、伝統的な手法にこだわるカミッロ ドナーティの辛口スパークリング。有機農法、手作業にこだわり、醸造方法も温度管理を一切行わず重力以外の圧力をかけないという徹底ぶり。このスパークリングワインも野生酵母を使った瓶内二次発酵を採用しています。すべてが自然な造りなので、ヴィンテージやボトルによって発泡感に差があるそうですが、それもまた面白いですね。自然の力で美味しくなるぬか漬けと、通ずるものがあるワインですね。

いつかこの1本で試してみたい/ 石関華子さん


いつかキュウリのぬか漬けとペアリングをしてみたいとピックアップいただいたのが『シャトー ラ・クードレ』。ソーヴィニヨン・ブラン主体の辛口ワインです。シャトー・ラ・クードレは2000年台から国際コンクールで数々の金メダルを受賞してきたワイナリー。ボルドーワインというと高そうなイメージがありますが、こちらはカジュアルに楽しめるお値段です。ボルドー産の白ワインとぬか漬けのペアリング、ぜひ試してみたいですね。

ぬか漬けの塩味にはシャブリで!/ na.さん


na.さんからは日本でも人気のシャブリを紹介いただきました。シャブリとは、フランスブルゴーニュ地方のシャブリ地区でシャルドネ種からつくられる辛口の白ワイン。生牡蠣と非常に相性が良いことで知られていますよね!シャブリ地区の土壌はかつては海だったため貝殻がたくさん混じった石灰質の土壌をしています。そのためミネラルを豊富に含んだワインができるそうです。ピックアップいただいた『サント・クレール』もこの典型的なシャブリの土壌(キンメリジャン層)の畑だそうですよ。

ボルドーの白ワインが2本ピックアップされましたね!その他には、日本ワインやマデイラワイン、そして自然派ワインの紹介もありました。ぬか漬けとワイン、一見ではちょっと変わった組み合わせに感じますが、実際に試したらどうなのか、みなさんぜひ体感してみてくださいね!

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