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北イタリア発祥のスイーツで、日本でも1990年代に大ブームを起こしたことがあるティラミス！今でもイタリアレストランのデザートやコンビニスイーツでもラインナップされている人気スイーツですよね。少しほろ苦くて、お酒が効いたちょっと大人向けなスイーツなので、ワインとの相性もよさそうですが、どうなのでしょうか？
ティラミスに合うワインを教えてください！

アプリコットやハチミツのような甘味が◎/ 石関華子さん


イタリアのアマローネをピックアップしてくれました！アマローネとは、イタリアのヴェネト州でごくわずかな生産者がごくわずかな量だけを生産する希少で高価なワイン。収穫したブドウを陰干しして水分を抜き、糖度を高めてから製造するため、とても濃厚で、チョコレートのような苦みを持ったワインに仕上がるそうです。
一般的に5,000～10,000円ぐらいすると言われるアマローネですが、ルイジ・リゲッティの『アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ』は3,000円台で楽しめるという非常にコストパフォーマンスに長けた1本。アプリコットやハチミツのような甘味がティラミスと合うということなので、まだアマローネを飲んだことがない方もこの1本で楽しんでみてはいかがでしょうか。

チョコレートのニュアンスがあるこちら/ AlibiWineRoomさん


チョコレートやキャラメルのニュアンスがある1本ということで、『NV ダンデライオン　ヴィンヤード　レガシー·オブ·オーストラリアXXXOペドロ·ヒメネス』を紹介してくれました。酒精強化ワインとは、醸造工程の中でアルコールを添加して、味にコクを持たせ保存性を高めたワインのこと。こちらの1本もアルコール度数が19％と高くなっています。シェリー酒にも使われているペドロ・ヒメネス種を使用しています。なるほど、ティラミスに合わせてみたくなる1本ですね♪

少しカカオ感がある聖なるワイン/ 有賀の末っ子さん


難しい…という中、ご紹介いただいたのはイタリアのデザートワインを代表するヴィン・サント。直訳すると「聖なるワイン」という意味で、イースターなどのキリスト教の儀式で使われることが多いワインです。アーモンド風味のビスコッティをこのヴィン・サントに浸して楽しむ食べ方も有名。
このヴィン・サントも収穫したブドウを陰干しして糖度を上げてから圧縮し、最低でも3年以上寝かしてからリリースされるため、とても希少で高価なお酒です。有賀の末っ子さんはチョコレートケーキに合わせて楽しまれたそうなので、ティラミスとの相性もよさそうな気がします。みなさんも、試してみてはいかがでしょうか？

ティラミス×ワインは難しすぎるかも…！？/ 葡萄畑ココスさん


葡萄畑ココスさんからも「難しすぎる…」とコメントをいただきましたが、そんな中でも紹介いただいたのはポートワインとラザグレン。ポートワインは、世界三大酒精強化ワインの一つで、ポルトガルのドウロ地方でつくられている甘口ワイン。そしてもう一つのラザグレンは、オーストラリアのヴィクトリア州ラザグレンでつくられている甘口酒精強化ワインです。完熟したマスカットを使ってつくるラザグレン・マスカットは評論家から高い評価を受けているそうですよ。ティラミスとの相性も含め、この機会に世界の甘口酒精強化ワインを楽しんでみたいですね。しかし、ティラミスってワインとのペアリングがなかなか難しいスイーツだったんですね。

デザートワインが多くラインナップされましたね！チョコレートのニュアンスがあるものが合わせやすい印象でしたが、ティラミスとピタッと合うワイン選びは難しい…という声も多くありました。ワインとの相性の良し悪しも含め、気になる方はティラミスとワインのペアリングをぜひ検証してみてくださいね！

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