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甘みの強い西京味噌にみりんや酒、砂糖を混ぜ、そこに旬な魚を漬け込んで作る西京焼き。こんがりグリルして、香ばしい香りと甘味とコクのある味わいが、食欲をそそりますね。春にはやっぱり鰆(さわら)の西京焼きが食べたい気分。日本酒に合うイメージはありますが、ワインとの相性はどうなんでしょうか?Twitterのアンケートでは西京焼きとワインの組み合わせを楽しんだことがまだないと答えた方が64%と多数でした。良いペアリングが見つかれば、晩酌の楽しみが広がりそう!おすすめを教えてください。

丹波の味噌には丹波のワイン/有賀の末っ子さん


味噌の産地と同じ丹波産のワインをピックアップしてくれた有賀の末っ子さん。自社農園で収穫したピノ・グリを使った「京都丹波ワイン」のオレンジワインです。ミディアムボディの辛口。程よい苦味と美しい酸味のバランスがよく、飲み飽きない1本。どんな料理にも合わせやすいそうですが、なかでも濃い味の和食との相性が抜群なんだそうで、西京焼きにもってこいですね。もう一つおすすめいただいたのは、同じく「京都丹波ワイン」のデラウェアを使ったオレンジワイン。こちらはミディアムライトボディの中辛口です。

麹味噌には程よいワインのコクを/KOZEさん


KOZEさんからは山梨県の「登美の丘ワイナリー」からシャルドネをおすすめいただきました。100年以上もの歴史があるワイナリーで、ブドウ栽培に適した環境で育てられた自園産のシャルドネを100%使用しています。辛口で、心地よい酸味のふくよかな味わいが特長の1本です。和食×日本ワインはやはり相性の良い組み合わせのようですね。

甲州の魅力が際立つ上品な1本/石関華子さん


石関華子さんからも日本のワインを提案いただきました。勝沼ワインの歴史を牽引してきたワイナリー『丸藤葡萄酒工房』の甲州100%の辛口ワイン。瓶詰直前まで澱引きせずにワインを澱と共に熟成させ、溌溂としたフレッシュな風味と厚みのある味わいを表現した1本です。国産ワインコンクールで金賞を何度も受賞しているワインなので、ぜひ飲んでみたいですね!

ちょっとクセのあるもの同士で/ 葡萄畑ココスさん


葡萄畑ココスさんがピックアップしてくれたのは、ジョージアのオレンジワイン。完全無農薬で育ったジョージアの土着品種「ムツヴァネ」を使い、クヴェヴリ(粘土製の伝統的土器)の中で天然酵母だけで醗酵させたナチュラルで伝統的な手法で造られたワイン。ほのかに感じられる乳製品のニュアンスとミネラル感も魅力だというのですが、どんなユニークな味わいなのか気になりますね。

オレンジワインと日本ワインが多くラインナップされた今回のおすすめワイン。西京焼きとワインの組み合わせを試したことがない方も、はたまたオレンジワインや日本ワインが未経験だという方も、今回のペアリングは良い機会になるかもしれません♪ぜひお試しくださいね!

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