日本酒好きにおすすめのワインは? 【Today's Choice105】
日本酒好きの上司が最近ワインに興味を持っている様子。今度一緒に飲むことになり、私がワインを用意するのですが、日本酒好きにおすすめのワインはありますか?
本日の相談はこちらです!
もともと日本酒一筋だった人にワインを選ぶとしたら、みなさんはどんなものを選びますか?どこか日本酒に通ずる要素があるワインの方が受け入れやすいような気がしますが、そんなワインはあるのでしょうか?日本酒好きな方が喜んでくれそうな、おすすめのワインを教えてください!
経験上、日本人醸造家のワインがいいかも/ 有賀の末っ子さん
日本酒好きと言っても求めるワインはまた人によりけりです。
— 有賀の末っ子 (@suekkoarigajozo) May 15, 2022
が、その中でも良かったと言えるのが「日本人が醸すワイン」。国内外に限らず、私が日本酒仲間に贈って確実だったのはこのカテゴリーですね…(醸造家か多いというのもあるんですが)
「ルー・デュモン パストゥグラン キュヴェタガミ」 https://t.co/zYzNaFi2mB
日本酒の酒蔵をやっていらっしゃる有賀の末っ子さんが、実際に日本酒仲間に紹介して喜んでもらえることが多かったという日本人醸造家がつくるワイン。そのなかでもピックアップいただいたのは、フランスブルゴーニュで成功を収めた日本人醸造家、ルー・デュモンの仲田晃司氏のワインです。『ブルゴーニュ・パス・トゥ・グラン キュヴェ・タガミ』は旧友である田上浩司氏が経営する店「やきとり たがみ」のためにつくられた特別なワイン。焼き鳥とのマリアージュを目的につくられているので、食事の場所は焼き鳥屋さんで決まりですね!
大吟醸をモデルにつくられた1本/ 葡萄畑ココスさん
《日本酒好きにおすすめするワイン》
— ワイン専門店@葡萄畑ココス (@cocoswine) May 15, 2022
カリフォルニアで日本人生産者が大吟醸をモデルにつくっているワインがあります。新しいヴィンテージは飲んでませんが、ちょっと吟醸香っぽいです!#ワインで一問一答https://t.co/X0JFxKoF4f https://t.co/JkKUQsAtTT pic.twitter.com/CG1DWO1kAr
ちょっと吟醸香を感じる、と紹介してくれたのは、中村倫久氏がカリフォルニアで手がける『ノリア ソーヴィニヨン ブラン』。和食に合うことをコンセプトにしていて、ソーヴィニヨン・ブランをベースにゲヴェルツトラミネールをブレンドしているそうです。葡萄畑ココスさんの商品ページには、「カリフォルニアで”アメリカンドリーム”を実現したワインです。」とコメントされています。夢のあるワインで乾杯してはいかがでしょうか?
ボルドー生産者がつくるライスワイン/ na.さん
一年前に投稿してた【le guishu】
— na. (@roundgoes) May 15, 2022
フランスで最初に米を発酵させて作られた白ワイン。
フランス最大の湿地帯でフランスでは珍しい米生産98%を担っている稲作地帯でもあるカマルグ
🍚はカマルグ産のガジュロン米を
🍇はジェール産のコロンバール
それぞれ別に発酵させて
🍚80%
🍇20%のでブレンド https://t.co/2VMtq1ET2q pic.twitter.com/aYqMCe3RDt
お米を使った珍しいワインを紹介いただきました。手がけたのはフランスで約200年の歴史を誇るボルドー生産者のオリヴィエ・シュブレット氏。na.さんが取り上げてくれた1本は『ル・グイシュ アッサンブラージュ』という種類のもので、そのほかに3種類が日本で流通しているようです。na.さんは、温度が上がると日本酒のような甘みがより感じられる、とコメントしてくれています。どんな香りと味わいなのか、とても興味深いワインですね。
難しい食材とも合わせられる龍眼/ FRANさん
マンズワインさんのスパークリング「龍眼」かな🤔イクラなど、ワインと合わせるのが難しい食材とも相性がよかったのが、ポイント高し🌸
— FRAN|5/14🍷ピノノワール会やります (@furakotofurao) May 15, 2022
でも正直なところ、人におすすめするなら、まずは自分が個人的に一番好きなワインを持っていけばいいと思います。それが一番、ワインの美味しさを伝えられるはず。 https://t.co/9VhAF4aDnY
自分が一番好きなワインを持っていくのが良いと思うけれど、とコメントいただいた上で紹介いただいた1本は日本固有の龍眼種(善光寺種)を使ったスパークリングワイン。生産者であるマンズワインは絶滅寸前だった龍眼種を甦らせたワイナリーです。ボトルもどことなく日本酒っぽいので、気になる方はマンズワインのホームページなどでチェックしてみてくださいね。
淡麗辛口の日本酒が好きならピッタリ/ 石関華子さん
長野県の『アルプス ミュゼ・ドゥ・ヴァン 長野善光寺竜眼』はいかがでしょうか❓
— 石関華子 (@HanakoISZK_Wine) May 15, 2022
吟醸酒のような香りに、爽やかな酸味とすっきりとした味わいが感じられるので、端麗辛口の日本酒が好きな方にはピッタリなのではないかと思います☺https://t.co/41iUFyNbHl#ワインで一問一答 https://t.co/zx6GGaCZYp
石関華子さんからも龍眼種のワインを紹介いただきました。こちらはやや辛口の白ワイン。吟醸酒のような香りが楽しめるとコメントしてくれています。スッキリとした口あたりのワインなので、お相手の日本酒の好みが淡麗辛口なら、ぜひ候補に入れたい1本ですね。
やっぱり甲州!!/ かこいさん
やっぱ甲州かな。ということでグレイスワインさんの甲州鳥居平畑はいかがでしょうか。 https://t.co/hcMZrC37bS pic.twitter.com/LAru3293q2
— かこい@DJスケベワイン🍾 (@kakoiyoshiyuki) May 14, 2022
続いても日本ワインを紹介いただきました。ピックアップいただいたのは、中央葡萄酒株式会社(グレイスワイン)の『甲州 鳥居平畑』。勝沼で最も凝縮度の高いブドウを生み出す産地と言われる鳥居平地区の甲州を使用した辛口の白ワインです。「吟醸香が感じ取れるので日本酒好きな方にも親しみやすいかと思いました。」とコメントをいただいています。こちらも候補に入れておきたい1本ですね。
一升瓶に入った手絞りの葡萄酒/ 橋本英和さん
https://t.co/YGEs12nwzX
— 橋本 英和 (@Vitisclub_Ginza) May 14, 2022
日本酒文化である一升瓶と【ぶどう酒】として3代名乗ってる「菱山中央醸造さん」の一升瓶甲州
持ち寄りの甲州をclassicalに手絞りの搾汁。田﨑会長も惚れ込んだ一本。和食との相性も良い。 https://t.co/CoqyXmTJJH pic.twitter.com/OfOr4VhVDe
とても珍しいワインを紹介していただきました。一升瓶に入っており、ラベルがないこちらのワイン。もともとは、生食用のブドウをつくる農家が全てのブドウを出荷した後に、自分たちで飲む用に残ったブドウを持ち寄ってつくっていた葡萄酒なのだそう。それを少量だけ一般向けに販売するようになったそうです。機械は使わず今でもすべてを手絞りで製造しているそう。気になる方は橋本さんのツイートのWebサイトもチェックしてみてくださいね。
日本ワインが多くピックアップされましたね!その他にも、海外で活躍する日本人醸造家のワインや、お米を使ったワイン、そしてブドウ農家が自分たちのためにつくっていたという珍しい葡萄酒の紹介もありました。とてもバラエティに富んだラインナップだったので、自分用としても気になるワインがあったのではないでしょうか。回答者のみなさま、ありがとうございました!
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