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猛暑日が続いた8月、みなさんはどのように過ごされましたか?お盆休みにキャンプや旅行、または実家に帰省したという方も多いのではないでしょうか。もしくは、ひたすら家でリラックスしたという方もいるかもしれません。いずれにせよ、長期休暇にワインを楽しまれる機会も多かったことでしょう。
ということで、みなさんの記憶に残る1本を教えてください!8月のMVPワインは何ですか?

ヴィーニョ・ヴェルデのイメージが変わる/ ワインと炭火焼きharaoさん


完熟前のブドウを使用してつくられるポルトガルのワイン、ヴィーニョ・ヴェルデ。微発泡で爽やかなワインであることが特徴とされますが、今回ご紹介いただいたものは、シェリーやブランデー感を感じるということで、まさにヴィーニョ・ヴェルデのイメージが覆される1本。
生産者は、志を同じくする4人のブドウ栽培農家が、本当にいいヴィーニョ・ヴェルデをつくろうと立ち上げた共同組合「ヴィニビオ」。そのうちの一人、フェルナンド・パイヴァ氏はポルトガルのビオディナミのパイオニア的存在でもあります。
こちらのワインもビオディナミ農法で栽培したブドウを使用し、SO2の代わりに栗の花を使うなどしたナチュラルワイン。
新しいヴィーニョ・ヴェルデの世界をのぞいてみたくなりますね!

古樹のカリニャンを使ったコスパ優秀な1本/ 石関華子さん


フランスのラングドック・ルーションやイタリアのサルデーニャ、スペインのリオハやカタルーニャで主に栽培されているというカリニャン種のワインをピックアップしてくれました。
カリニャンは若いうちは渋みや酸味が強いため、単一でワインをつくることが難しいと言われているクセのある品種ですが、不思議なことに古樹になると驚くほど丸くなり熟成に耐えられる高品質なブドウになるといいます。ご紹介いただいたワインもまさに、樹齢55年の古樹のカリニャンを主体につくられた1本。しかも生産者のドメーヌ・ポール・マスは、「高品質であると同時に低価格であること」にこだわっているため、1,000円前後で楽しむことができちゃいます。
これはおうち飲みワインのスタメンに入るかもしれない1本ですね!

5千円以上払っても飲む価値あるSB/ 葡萄畑ココスさん


葡萄畑ココスさんからは少しお値段が張るソーヴィニヨン・ブラン(SB)を紹介してくれました。生産地はフランスロワール地方のサンセール。高級ソーヴィニヨン・ブランを生み出す銘醸地として有名ですが、サンセールのソーヴィニヨンブランを世界に価値づけた立役者のひとりがこのワインの生産者アンリ・ブルジョワだと言われています。
サンセールに10代続く家系であることから、土壌の性質を熟知していて、土壌によって味わいの異なるソーヴィニヨン・ブランを生み出すスペシャリスト。葡萄畑ココスさん曰く、アンリ・ブルジョワのつくるワインは飲み比べが非常に楽しいのだそう。
同じ作り手のソーヴィニヨン・ブランでもこれほどの違いがあるのかという驚きをくれる生産者のワイン。みなさんも新しい発見をいかがでしょうか?

ヴィーニョ・ヴェルデもカリニャンのワインも、そして高級ソーヴィニヨン・ブランも素敵な驚きを与えてくれそうなワインでした!気になるワインはありましたか?9月にはどんなワインとの出会いがあるのか、楽しみですね!回答者のみなさま、ありがとうございました!

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