本日の相談はこちらです!


ボルドーの5大シャトーをはじめとした高級ワインからデイリーワインまで、幅広いレンジのワインをつくる品種、カベルネ・ソーヴィニヨン。黒系果実の凝縮した風味としっかりとしたタンニンが魅力で、世界で最も広く栽培されている品種です。そのため、最初に覚えた品種がカベルネ・ソーヴィニヨンだったという方も多いのではないでしょうか?
世界のあちこちで栽培されているからこそ、好みのワインを選ぶのが難しいカベルネ・ソーヴィニヨン。ということで、「ここは押さえておきたい!」と思われる産地と生産者を教えてもらいました。ソムリエやワインエキスパートの2次試験対策としても参考になるのではないでしょうか?
では早速、みなさんの回答をチェックしていきましょう!

オーストラリアのマーガレット・リヴァー/ 石関華子さん


西オーストラリア州にあるマーガレットリヴァーをピックアップしてくれました!石関華子さんのコメントにもあったように、ボルドーの気候と大変よく似ているこの地域では、高品質なヨーロッパスタイルのワインがつくられることで知られています。生産者のサンダルフォードは、西オーストラリアで最大の家族経営のワイナリーで150年以上の歴史を持つワイナリー。ご紹介いただいた1本は、10年以上の熟成も可能ではないかと言われ、コストパフォーマンスにも定評がある1本です。オーストラリアのボルドーと評されるマーガレット・リヴァー地区。ぜひ覚えておきたい産地ですね!

南アフリカならステレンボッシュ/ 葡萄畑ココスさん


葡萄畑ココスさんからは2つ回答をいただきました!まずは、ソムリエ&ワインエキスパートの2次試験を意識された1本で、南アフリカのステレンボッシュをピックアップしてくれました。ケープタウンの東に位置するステレンボッシュは、トップクラスのワイナリーが軒を連ねる南アフリカで最も有名なワイン産地。さまざまな品種が栽培されている中、とりわけ有名なのがカベルネ・ソーヴィニヨンです。ピックアップしていただいたワインの生産者クライン・ザルゼ・ワインズは、南アフリカで最も古いワイナリーの一つで、南アフリカで最も権威あるワイン誌『プラッター』で、2020年にトップ・パフォーミング・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。南アフリカは非常にコスパがいいワインが楽しめることで知られる産地。こちらのワインもワイナリーの上級ワインでありながら2,000円ちょっとで楽しむことができます。普段の晩酌用にも、ぜひステレンボッシュのカベルネ・ソーヴィニヨンを覚えておきたいですね!

カリフォルニアのナパも外せない/ 葡萄畑ココスさん


価格が高いので試験にはでなさそうだけどやっぱり外せない産地、ということで紹介いただいたカリフォルニアのナパ・ヴァレー。カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培面積が50%を超える一大産地で、世界的にも高い評価を得ています。ホープ・ファミリー・ワインズがつくる『リバティー スクール カベルネ ソーヴィニヨン』は、基本に忠実な製法でつくられた、カベルネ・ソーヴィニヨンのスタンダードな味わいを楽しめる1本。葡萄畑ココスさんの商品紹介ページでは「教科書のようなカベルネ・ソーヴィニヨン」と紹介されています。品種の特徴をしっかり感じてみるためにも、一度は飲んでおきたいワインですね!

チリのコンチャ・イ・トロ/ ソムこめさん


チリのプレミアムワインの先駆け的存在であるコンチャ・イ・トロをピックアップしてくれました。チリ最高級のワインと称される『ドン・メルチョー』を世界に知らしめたワイナリーで、今では9,000 ヘクタール以上の自社畑
を所有する世界的なワイナリーです。コメントの中で紹介いただいた『アルマヴィーヴァ』は、ボルドーの5大シャトーの一つであるシャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社とのジョイントベンチャーで生まれたワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンの理想郷とも言われるマイポ・ヴァレーのブドウが使われており、チリのオーパスワンと言われています。『アルマヴィーヴァ』はなかなか気軽に楽しめるお値段のワインではありませんが、マイポ・ヴァレーは普段のワイン選びにもぜひ注目しておきたい産地です!

二次試験を意識していいただいたこともあり、普段用のワイン選びにも覚えておきたい産地が多くピックアップされましたね。世界中で栽培されている品種なので、それぞれの産地の違いを楽しんでみるのもまた一興!そして機会があれば、長期熟成された高価なワインも飲んでみたいですよね。回答者のみなさま、ありがとうございました!

<お知らせ>

6on(ロックオン)は「好きなものとの出会い」をお手伝いする商品検索サービスです。これからも読者の皆様がお気に入りのアイテムに出会えるように、様々な情報を発信していく予定です。
「気になるお店があるんだけど」や「こんなテーマを特集してほしい」など取材のリクエストやご要望がありましたらぜひお寄せください。「Today's Choice」のお題へのご意見や感想もお待ちしております。
感想やご要望はこちらから