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中秋の名月とも呼ばれる十五夜。中秋とは秋の真ん中のことで、十五夜は、その日にあたる旧暦の8月15日に美しい月を眺めながらその年の収穫などに感謝をしようという伝統行事です。2022年の十五夜は9月10日。久々の晴れ間がみられる所が多いようですが、みなさんも美しい月が見られるといいですね。
慌ただしく日々を過ごしていると空を見上げることをつい忘れがちになりますよね。せっかくのこの機会にワインでも飲みながら、美しい月をゆっくりと眺めてみるのはいかがでしょうか?心がホッとする時間になるかもしれません。
十五夜の日に、月を見ながら楽しみたいワインを教えてもらいました。

ゆっくりとした時間を哲学のワインと共に/ 葡萄畑ココスさん


ご紹介いただいたのは「王のワイン」と称されるイタリアの高級赤ワイン、バローロ。ネッビオーロ 100%でつくられるバローロは、とても力強く奥深い味わいが魅力だと言われていますが、葡萄畑ココスさん曰く、熟成してこそバローロの本領が発揮されるといいます。強すぎるタンニンが熟成によってこなれ、しなやかに丸みを帯びるそうですが、ご紹介いただいた『ベル コッレ バローロ リゼルヴァ 10アンニ 2013 ボジオ』はその魅力が垣間見られる1本だそう。
じっくりと時間をかけて味わいたいバローロ。月を眺めながら、ゆったりとしたひと時を楽しみたいですね。

美しい月と甘いワインに癒される時間を/ 石関華子さん


コクがありほんのり甘い赤ワインということで、エーデルワインの『月のセレナーデ』を紹介してくれました。名前も十五夜の夜にピッタリな1本。岩手県産のキャンベルを使用した甘口でライトボディなワインで、アルコール度数も10.5% と低いため心地よく楽しめるのも素敵。冷やして飲むのがおすすめだそうですよ。
ぜひ月見団子を用意して一緒に楽しんでみたいですね。

月の輝きと兎をイメージさせる泡を/ カカシさん


エチケットにウサギのイラストが描かれたドイツ産のスパークリングワインを紹介いただきました。リースリングの銘醸地として知られるモーゼル地方でつくられた1本で、フレッシュで軽やかな味わいが楽しめます。キンキンに冷やしてビール替わりにゴクゴク楽しめる気難しさのない1本で、2,000円以内という手に届きやすいお値段も魅力。
グラスの中でプチプチとはじける泡と月の輝きを楽しみながら、チャーミングな味わいにホッと癒されたいですね。

時間の流れをゆっくりと感じさせてくれそうなワインから、ほんのり甘い味わいで癒してくれそうなワイン、そして気難しさなく心を軽くしてくれそうな1本まで、しみじみと月の美しさや秋を感じる夜にピッタリなワインを紹介いただきました。
十五夜は改めて空を見上げることや、一息ついてみることを教えてくれる素敵な行事ですね。もし月が見られなくても、せっかくなので夜風に当たって秋の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。

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