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「海のワイン」と呼ばれ、魚介類との相性がとても良いといわれるアルバリーニョ。イベリア半島の北西部が原産の品種ですが、栽培地がいずれも海が近い場所であり、海風の影響を受けて育つことから、一般的にイキイキとした酸と豊富なミネラルを持つといわれている品種です。
長くスペインやポルトガルの土着品種として特定の地域のみで栽培されていましたが、最近では日本でも栽培されるようになり、今まさに、注目度が上がっている品種です。
8月1日はこのアルバリーニョの日でした。暑い夏にもぴったりのアルバリーニョなので、まだ飲んだことがないという方も、ぜひ今の時期にチャレンジしておきたいですよね。ということで、みなさんのおすすめの1本を教えてもらいました!

リアス・バイシャスの宝物を見つけたような1本/ 葡萄畑ココスさん


アルバリーニョの二大生産地のうちのひとつ、スペインのリアス・バイシャス地区から、知る人ぞ知る1本を紹介してくれました。ワイン名は『ゴマリス X エキス アルバリーニョ 2019 コト デ ゴマリス』。生産者であるコト・デ・ゴマリスのワインは9割が地元で消費されてしまうため、あまり外に出回らないそうです。そのため、著名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソン氏が「これを見つけ出してくれたバイヤーに感謝」とコメントしたほど、宝物に出会えたような感覚を楽しめる1本。葡萄畑ココスさんも「一口飲んだ瞬間に気に入った」そうなので、ぜひその嬉しい発見を体感してみたいですね!

ぜひ飲んでほしい日本産アルバリーニョ/ くまべ ゆみさん


九州大分にある安心院(あじむ)盆地。3つの川が合流する場所にあり、霧深いこの安心院盆地で、気温差の激しい気候を活かしたワイン造りを行っているのがご紹介いただいた安心院葡萄酒工房です。このアルバリーニョは2011年から自社畑で試験栽培されてきたもの。その結果、良質なブドウを収穫することができ、さらに低温発酵・貯蔵を経て、華やかな香りをはじめとした品種の特徴がよく表れたワインが完成したそうです。まさに、日本で良質なアルバリーニョができることを証明した1本。くまべゆみさんも「すばらしいクオリティ」だとコメントされています。今後、ますます栽培面積が広がっていくであろう注目の日本産アルバリーニョなので、ぜひ今のうちから飲んでおきたいですね!

とても洗練された印象でした!/ 石関華子さん


石関華子さんがピックアップしてくれたのも同じく安心院葡萄酒工房のアルバリーニョ!お二人からのおすすめとなるとますます興味が湧いてきますよね。香りはアルバリーニョらしいアプリコットやピーチの様な鮮烈な香り、そして柑橘系のフレッシュな酸にほのかな苦みがアクセントになった辛口の白ワイン。魚介を使ったお料理と合わせてみたいですね!日本ワインの新しい可能性を秘めたワイン。これは大注目です!

アルバリーニョの一大産地の知る人ぞ知る1本に、日本産のアルバリーニョというラインナップでした。アルバリーニョは和食との相性が非常に良いといわれており、日本での栽培量も今後さらに増えていくと予想されています。ぜひ一度、味わっておきたい品種ではないでしょうか。ご紹介いただいたワインを参考に、「海のワイン」の魅力を楽しんでみてくださいね♪

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