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私の友人はワインボトルのコレクターです。その友人曰く、綿密に計算されデザインされたワインボトルは工芸品なのだそう。
そんな友人へのちょっとした贈り物に、個性的なボトルのワインをプレゼントしようと思っています。コレクター歴が長い友人がアッと驚くような、おすすめのワインを教えてください!

チェコの職人が手作業でつくった作品/ na.さん


まさに工芸品のようなワインを紹介いただきました。チェコのガラス職人が伝統の技で1本ずつ丁寧に仕上げているという『エヴィノール トカイアートボトル』。ワインボトルの中に馬やブドウのガラス細工が入っていて飾っておきたくなる美しさです。中身のワインは、ハンガリー・トカイ地方のレイトハーベスト(遅摘みのブドウでつくった甘口ワイン)。甘口とは言え、すっきりとした味わいのワインだそうです。
結婚式のお祝いや大切な方へのギフトとしてもピッタリですね。

デキャンタの役割も果たすスタイリッシュな1本/ 橋本 英和さん


スマートで唯一無二の形をしたこちらは世界的デザイナー「カリム・ラシッド氏」の作品。グラスに注ぐ際に澱をデキャンタ-ジュするという機能美も兼ね備えています。ワイン自体もハイクオリティ。カナダのストラタス ヴィンヤーズが渾身の力を込めて届ける特別なカベルネフランで、ベストポジションにある畝の果実のみを使用し、完成したワインの中から特別出来のいい樽のものだけを厳選しているそうです。
見た目も味わいも洗練された1本はプレゼントにふさわしいですね!

ウットリするような可愛さと濃厚さ/ 葡萄畑ココスさん


ハチミツのように芳醇で濃厚な味わいをボトルに表現したというこちらのワインも実にキュート!ハチの巣のような模様が刻まれていて、光があたるとキラキラと美しく輝きます。コルク栓の上にスクリューキャップがかぶさっており、再栓しやすいという機能的にも優れたデザイン。
生産者はパーカーポイント90点以上を連発する躍進中のワイナリー「シャトー・ラボー・プロミ」。ボトルの可愛さはもちろん、一口飲めばうっとりする味わいにも酔いしれてもらいたいですね!

シンプルな魚料理とよく合う魚の形のワイン/ 石関華子さん


一度見かけたら忘れられないインパクトあるワインを紹介いただきました。ペッシェ(=魚)ヴィーノ(=ワイン)という名前のこちらは1963年生まれの世界中で愛されているワイン。生産者のウマニ・ロンキ社は気軽にワインを楽しんでほしいという熱い思いのもと、高コストパフォーマンスなワインを多く生み出しています。こちらのワインも気軽に楽しめるフレッシュな味わいの辛口ワイン。繊細な酸味とエレガントなフィニッシュが特徴で、シーフードとの相性がとてもいいそうです。
もらった側も畏まらなくて済みそうな、カジュアルなプレゼントにぴったりです!

丸いフォルムが可愛いフランケンワイン/ 銀座ワイナックスさん


フランケンワインの象徴的なボトルとして知られるボックスボイテル瓶。ポテッと丸みを帯びた形がなんともかわいらしいですよね。写真の真ん中にあるワインの生産者「ビュルガーシュピタール」が、当時出回っていた粗悪なワインと自社のワインを区別させるために使ったのが始まりなのだそう。
ボックスボイテル瓶の発祥となったワイナリーの1本をプレゼントすれば、歴史やストーリーが加わってさらに素敵な贈り物になりそうですね。

なんとも心奪われるワインばかりでしたね!「ワインボトルは工芸品」と話す友人の気持ちもわかったような気がします。今回はボトルの形状にフォーカスしましたが、個性的なエチケットのワインアートにちなんだワインが紹介された記事もありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。みなさんもワインボトルをコレクションしたくなるかもしれません!

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